こんばんは🌙
今日は、先月まるくんが「針と糸」を誤飲してしまった時のお話を書こうと思います。
今こうして無事に過ごせているからこそ記事にできますが、あの3日間は本当に生きた心地がしませんでした。
同じような状況になって不安になっている方の参考になれば嬉しいです。
まず最初にひとつだけ。
猫に「流石に飲み込まないでしょ」は通じません。
今回それを痛いほど実感しました。
針と糸を誤飲した瞬間
誤飲が起きたのは、4月17日(金)の23:55頃。
母がリビングのテーブルで裁縫をしていた時でした。
針に糸を通して「さあ縫おう」としたその瞬間、まるくんがテーブルに飛び乗ってきました。
そして一瞬で、爪に糸を引っ掛けたまま走って行ってしまったのです。
「やばい!!」
そう思って、とっさに追いかけてしまいました。
でも今思うと、それが良くなかったんだと思います。
まるくんを捕まえた頃には、針と糸はどこにも見当たりませんでした。
家中を探しても見つからない。
でも、まるくん自身はケロッとしていて、いつも通り。
だから「まさか飲んでないよね…?」と思いながらも、不安が消えず、夜間救急動物病院へ向かいました。
糸は20cmほどで、針に通った状態でした。
夜間救急へ…レントゲンで見えた針
すぐにレントゲンを撮ってもらいました。
結果は――
お腹の真ん中に、針がくっきり映っていました。

その瞬間、
「あぁ…やっぱり飲み込んでしまったんだ…」と、一気に血の気が引きました。
今すぐどうにかしてあげたいと思い、手術費用の見積もりをお願いしました。
ですが、その時提示された金額は…
約73万円。
100%戻ってくる保険には入っていましたが、すぐに立て替えられる金額ではなく、頭が真っ白になりました。
先生からは、「朝まで病院で預かって、何かあればすぐ対応できるようにしますか?」という提案もありました。
その見積もりは8万8千円。
もちろん不安でした。
でも、一晩離れて過ごしても不安が消えるわけではないし、その場で何か処置ができるわけでもない。
悩んだ結果、その日は一度帰宅することにしました。
誤飲から約8時間|別の病院へ
いつも通っている病院は、先生ひとりで診療されていることもあり、今回は別の病院へ行くことにしました。
朝8時ぴったりに予約。問診票にも状況を細かく入力しました。
そして9時。
病院へ入ると、受付ですぐに「まるくんですか!?」と声をかけてくださり、
そのまま急いでスタッフさんがまるくんを引き取ってくれました。
さらに奥へ向かいながら、「まるくん来ましたー!!」とスタッフさん達へ大きな声で伝えてくれて…。
その姿を見た瞬間、涙が出そうになりました。
予約時に入力した内容も、すでに共有されていたみたいで、本当に安心できました。
手術ではなく「自然排出」を選択
再度レントゲンを撮ると、針はすでに大腸まで移動していました。

先生によると、
- 針が便に包まれて真っ直ぐ進んでいる
- 糸も一緒にまとまっていれば自然に出る可能性がある
- ただし、糸が腸に絡まると危険
とのことでした。
ですが、糸はレントゲンにもエコーにも映りません。
さらに、「もし針が背中側へ進んでしまったら助けられない可能性もある」という説明も受けました。
その時提示された選択肢は2つ。
① 自然に排出されるのを待つ
② 開腹手術をする
本当に悩みました。
でも最終的に、私たちは①を選びました。
理由は、
- 針が便の真ん中にあり、状態が安定していたこと
- 腸の周りの脂肪が多少クッションになること
- 開腹手術の負担が大きいこと
そして何より、まるくん自身がまだ元気だったからです。
もちろん、少しでも異変があればすぐ病院へ行く前提でした。
ケージ生活スタート
災害時などのために非常用に買っていたサークルケージをリビングに設置。
中には、
- お布団
- トイレ
- ご飯
を用意して、針が出るまでは安静に過ごしてもらうことにしました。
走ったりジャンプしたりして、針がお腹や背中に刺さらないようにするためです。


誤飲から20時間|少し元気がなくなって…
少しまるくんの元気がなくなり、耳や肉球も熱くなっていました。

不安になり、朝お世話になった病院の夜間外来へ電話。
ですが、その時間は獣医さんが1人だけとのこと。
もし緊急手術が必要になった場合は、都内の病院へ搬送になると言われました。
その時のまるくんの様子を伝えると、
「力尽きたようにぐったりして寝ているなら危険だけど、そうでなければ大丈夫な可能性が高い」とのこと。
不安でいっぱいでしたが、考えに考え朝まで様子を見ることにしました。
誤飲から約3日目|ついに針が出てきた
この日も朝から病院へ。
レントゲンでは、針はかなり肛門近くまで移動していました。
ご飯は普段通り食べていたので、それに押される形で進んでいたんだと思います。
そして院長先生から、「点滴をして便を出しやすくしてみましょう」という提案がありました。
点滴は5分ほどで終了。
その後は家に帰り、ひたすら見守る時間でした。
そしてその日の20時頃。
まるくんがトイレへ。
新聞紙と割り箸を用意し、恐る恐る針があることを願いながら便を解体しました。
確認すると――
便の真ん中に、針がありました。
レントゲンで見たままの状態でした。
変な方向へ曲がることもなく、無事に出てきてくれました。
本当に、本当に安心しました。
今までで一番長く感じた約3日間でした。
最後に伝えたいこと
今回のことで、本当にたくさん学びました。
- 裁縫など細かい作業をする時は、猫と別室で行う
- 誤飲しそうになっても、大声を出したり追いかけたりしない
- 少しでも可能性があるなら、すぐ病院へ行く
- 成猫になってもケージはすぐ使えるようにしておく
そしてもう一度。
この記事が、誰かの大切な猫ちゃんを守るきっかけになれば嬉しいです。

